9.202020
整備士の外国人技能実習生を迎えて 〜第6回:面談は通訳の方も交えて懇切丁寧に(前編)〜
昨年の12月に配属されてから早10か月。笑顔で終始和やかな雰囲気の中、定期的な面談が行われました。
外国人技能実習生と、管理団体の通訳の方々、弊社総務部長、工場長、広報、サポートメンバーが同席し、今月も毎月のミーティングが行われました。
コロナ禍ですが、マスクとパーテーションなど対策を配慮し万全の体制で臨みました。
____Q1: 現在の日本での生活はいかがですか?カルチャーの違いは?
エドウィン:順調です。日本人は真面目ですね。
パブロ:日本人は作業手順がきちんとしていて感心します。母国とは少し違います。
アルフ:日本では、先輩が細やかに指導してくれて助かります。フィリピンより丁寧に指導してくれるので分かりやすいです。
ジャン:技術レベルが日本の方が高いと思います。食べ物も美味しい。そして、女の子も可愛い(笑)。
____Q2: 新型コロナウイルス感染症が流行っていますが、心配なことはありますか?
エドウィン:会社は安全面に気を遣ってくれるので心配はありません。母国の家族が心配ですが、毎日連絡はとれています。
パブロ:母国は失業率が高く、交通網も麻痺していて心配です。私が働けなくなったら家族も心配するので衛生面には気をつけています。
外国人技能実習生たちは、確かな目的を忘れずに、大切な心の土台を基軸に最新技術を習得する毎日です。
____Q3: 帰国したらやりたいことは何ですか?
エドウィン:日本流のやり方を持って帰ってフィリピンで形にしたい。
アルフ:日本での経験を活かしてビジネスを始めたい。そして家を建てたいな。
ジャン:物流関連のビジネスもしてみたい。まずは結婚かな(笑)。
____Q4: 頑張る力の原動力は?
エドウィン:夢を叶えるため。家族の力が大きいです。皆さん親切に教えてくれるので期待に応えたいです。
パブロ:将来的にはフィリピンでの生活水準を上げたいです。それが原動力になっています。
アルフ:「今のうちに出来ることに精一杯取組みたい」という意欲だと思います。
ジャン:自分と家族と未来のお嫁さんと子どものために頑張っています。
近年の整備士の人員不足と反比例するように、整備士になりたい外国人の需要はますます高まっています。
当社では、将来を見据えた第一歩として外国人の方の研修制度を導入し、充実を図っております。
次回後編では、実習生たちに芽生えた熱い絆(涙あり!?)についてもお伝えします。
どうぞお楽しみに!